水彩で描く、お茶の時間
埼玉県の大袋にあるセレンディップさんは、オーナーがお一人で切り盛りされている
8席の紅茶専門のカフェです。
手作りのイギリスのお菓子が、毎回びっくりするほど美味しいのです。
今回は、その中でも最も好きなバノフィーパイのケーキセットを描いてみます。
バノフィーパイはバナナクリームタルトと言った方が想像つき易いと思います。
かなり硬めのタルト生地にコンデンスミルクを3時間煮詰めたトフィーをたっぷり敷き
バナナと生クリームを乗せ、上にコーヒーの削ったものが散らしてあります。
かなりカロリーは高いと思われます。
そこに付くのが、焼きたてほっかのスコーンにクロテッドクリーム、
農園直送のコーンジャムを乗せていただきます。
鉛筆の下書きです。
背景など全てカットして、デザインぽく
英字の説明を入れようかなと思い、書体や位置も考えながら描いています。
下書きの線を整理してトレーシングペーパーにピグマ0.2mmで描いています。
あまり広い面を塗ることの無い絵なら、画用紙に水張り無しで描きます。
広い面を塗る場合は、紙が水分を含んで膨張し乾く時に収縮するので、
ベコベコになってしまいます。
今回は小さなサイズですし、大丈夫と判断しました。
この絵で難しかったのは、お皿の模様をどれだけ簡略化するか、という事でした。
もっと段階的に写真を撮るべきでしたが、夢中になって忘れてました。すみません。
完成です。
美味しい物を見ると幸せです。
コメントを残す